代謝アップにウォーキングを
代謝アップにウォーキング
代謝には大きく分けて3つのものがありました。
- 基礎代謝・・・何もしなくても、生きていることで消費されるエネルギー
- 生活活動代謝・・・私たちがアクションを起こして初めて消費されるエネルギー
- 食事誘導性熱産生(DIT)・・・食事を摂る際に使うエネルギー
上記の3つですが、中でも代謝の7割を占めているというのが、「基礎代謝」でした。これらの代謝を上げるのに有効な運動としては、水泳、ジョギング、ウォーキングといった「有酸素運動」なのです。誰でもすぐに取り掛かれる手近な有酸素運動として「ウォーキング」についてのお話しになります。ウォーキングは代謝アップとしてだけではなく、体脂肪を燃焼させたり生活習慣病の予防にもなります。
ウォーキングのポイント
ここからは、ウォーキングを始めたい方へのウォーキングのポイントについてご紹介していきましょう。
ウォーキングの長所
思い立ったらすぐできるところが長所で特別な器具が要るわけでもなく、技術も要りません。「ウォーキングをしよう」という気持ちさえあれば、いつでも、どこでも、老若男女問わずにできるのがウォーキングの特徴です。動きやすい服装やシューズであれば、特に決められたスタイルはありませんので、いつもはバスを使う通勤区間を歩いてみたり、車で行く買い物を歩いてみたりと、生活の一部に取り入れることもできます。また、激しい運動ではありませんので、体への負担は高くなく、普段運動をし慣れていない人でも気軽に取り組むことができるのです。
ウォーキングの服装は?
もちろん動きやすい服装がベストです。通気が良い物で汗や体温を発散できるものが良いでしょう。始めからウォーキングウエアやパンツシューズなどをガチガチにそろえる必要はありません。手近にあるもので、身軽に動ける服装から始め、必要に応じて徐々に揃えていく感じでいいと思います。最近では、お腹が隠れるチュニック風のウエアやレギンスパンツ、ハーフパンツにスパッツのようなスタイルが流行っているようです。せっかくウォーキングを始めるのでしたら、ウェアのオシャレでウォーキングを楽しんでみるのもいいかもしれません。
ウォーキングの方法
まずは軽くストレッチを行い、筋肉をほぐしてから始めるようにしましょう。いきなり長時間歩くのは体に負担が掛かりますので、最初は10分程度、徐々に20分、30分程度というように時間を延ばしていくのが良いでしょう。有酸素運動は運動開始から20分~くらいが脂肪燃焼の効率が良いようです。20分以上歩く場合は、水分を補給しながら歩くようにしましょう。
ウォーキングの姿勢
背筋はピンと伸ばし、肘は直角を意識するように曲げ、大きめに振るようにしましょう。着地はかかとから行い、歩幅は普段より大きめに取るように意識します。そして、散歩よりはやや早足であるくのもポイントです。ウォーキング限ってではないですが、代謝アップのための日々の運動は続けることに意義があります。最初から大きな目標を掲げるのではなく、小さな目標をコツコツクリアしていくのが、続けるポイントでもあるのです。