生活活動代謝について

生活活動代謝とは？

私たちの一日に消費するエネルギー量の中で基礎代謝が7割方占めているのに対し、2～3割を占めるのが「生活活動代謝」です。この「生活活動代謝」とは、日常の生活で消費されるエネルギーのことを言います。「基礎代謝」が、何もしなくても消費されるエネルギーに対し、「生活活動代謝」は自分が実際に「動く」・「運動する」ことによって消費されるエネルギーです。

例えば、通勤、通学、家事、運動、レジャー、スポーツなど、普段行われる生活活動で体を動かすことによって「生活活動代謝」としてエネルギーは消費されていきます。必ずしも生活活動代謝は、必ずしもスポーツジムに通ったり、意識的に運動しなくても、普段の生活活動の中で上げて行くことも可能です。生活活動代謝は、体を動かすということが、直接のエネルギー消費に繋がるところが特徴なのです。

普段エレベーターを使うところを階段にしたり、通勤をバスから自転車にしたり、バスの一区間分を歩いてみたりと、普段の生活を少し運動要素を取り入れてみることで、生活活動代謝エネルギーをアップさせることができます。エネルギー消費の多い運動では、水泳（クロールや平泳ぎ）が圧倒的に高いようです。それに続いて、ランニングやジョギングなども高いエネルギー消費の数値が出ています。こう見ていくと、やはり「有酸素運動」が効果的のようですね。また日常生活では、階段を昇ったりウォーキングなども良いようです。