筋肉を作るタンパク質で代謝アップ
冷え症や35度台の低体温は、酵素の働きを悪くし体の基礎代謝を下げてしまうので、「体を温める食事や食材」を意識して摂ることが大切です。それ以外にも体の代謝を上げる食べ物があります。
筋肉を作る「タンパク質」を摂る
筋肉の元となるのが「たんぱく質」です。ですから基礎代謝を上げるためには、タンパク質も積極的に摂ることも大切です。たんぱく質とは、主に肉類、魚介類、乳製品、豆・大豆製品、玉子、ゴマなどに多く含まれています。しかし、代謝をサポートしてくれるタンパク質も摂り過ぎには要注意です。特にダイエット中の方などは、肉類・魚類などでタンパク質を摂取する場合、動物性脂肪も一緒に摂取してしまうことも併せて考えておきましょう。また、脂質も多く含むタンパク質を必要以上に摂り過ぎてしまえば、超過分のタンパク質は体脂肪へと変わってしまいます。
このような事を考えながら、肉類・魚類を選ぶ時はなるべく脂肪の少ない部分を選んだり、調理するときも、揚げたりなど油を多く使う調理法ではなく、蒸したり、煮たりと脂肪を摂りすぎない調理法をすることも大切です。
一日のタンパク質の摂取量は、大雑把に言えば、体重1kgに対し1~2g程度が目安なのだそうです。例えば体重60kgの方でしたら、60~120gが一日の摂取量の目安となります。ただ、これはあくまで大雑把な計算で、実際は測定者の体脂肪の重さを除いて計算する方法が正式な計算方法であり、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」として掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/(厚生労働省のホームページ)